アスタナは如何に寒いか。

冬のアスタナは冗談ではなく寒い。吐いた息が雲のように漂い、風に流されつつ、見る見る間にダイアモンドダストと化す。ああ、きれいだな、と言っているうちに鼻の中も凍り始める。。。

アスタナの空港には、今使っているターミナルビルから20メートルくらい離れたところに、簡易ホテルがある。猛烈なブリザードがアスタナを襲ったある日、どうしてもホテル棟からターミナルビルに向かわなければいけない人がいた。たった20メートル、石を投げても届く距離だから、体感温度が零下50度だといっても、大丈夫そうなものだが、その人はターミナルにたどり着けずに凍死してしまったという。それも、ターミナルとは全然違う方向を向いて。。。

人間の脚の長さが左右微妙に違うので、真っ直ぐ歩いているつもりでも視界がなくなると自然に曲がり続け、円を描いて歩き続けることがあるのだという。不幸な人は、ブリザードの中をグルグルと回ってしまったのだろうか。同じような事故がなんと2回もおきたというのだから驚く。

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(手前のビルと奥の白いビルとの間で凍死。。。)
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by jagannaath | 2005-02-02 22:16 | 中央アジア


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