Cool Head and Warm Heart。

今日、世銀の次期総裁に、ウルフォウィッツ米国防副長官が推薦され、日本の小泉首相も支持を表明した、と報じられている。いわゆるネオコンの論客だが、彼を知る人によれば、きわめてインテリジェントかつ穏やかな人間で、想像されるような極端な保守主義者という印象は与えない人物だという。今回の推薦には既に賛否両論出ている。まあ、結局は最大の出資国米国の意向、米国人が総裁となるとの世銀の「伝統」(過去にはベトナム戦争を指揮したマクナマラ国防長官が世銀総裁となった例もある)から、くすぶっている欧州各国もウルフォウィッツ支持に回るのだろうけれども、途上国側からの反発も予想される。

それぞれの国には、それぞれの歴史・経験に裏打ちされた、社会の仕組みがあって、直さなければいけない部分もあるが、すべての国が同じ基準に従わなければならない、ということはないのだと思う。どうも、アメリカ流の何でもグローバルスタンダード、どこでもアメリカ流の民主主義、というのは、無理があって、何か、世の中おかしくなってしまいそうな気がするが、ここで紹介したいのが、以前、「インドとパキスタン」について紹介した、西水元世銀副総裁のネパールについてのコラムだ。世銀で財務・リスク担当も担当された後南アジアを担当された西水さんならではのコラムである。

経済学者マーシャルの"Cool Head and Warm Heart"という言葉を思い出す。
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by jagannaath | 2005-03-18 00:10 | インド・南アジア


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