チェンナイ(続)。

今日は「フォート」の州政府本庁で会議。おそらく10年ぶりだが、建物の中の雰囲気はあまり変わっていない。大役人中役人小役人に加えて小使いやらお茶汲みやら運転手やら、何やかやで庁舎にやたらと人が多いのもおんなじ。この国、10年でインフラとかサービスとか、ずいぶん変わったと思うが、実は一番変わっていないのが、幸か不幸か私たちの仕事で一番付き合いの多い公的セクターなのではないか。

トップ官僚の意識はビジネスフレンドリーなものに変わってきている(もしくは変わらなければいけないということがアタマではわかっている)が、許認可や税行政の現場まではそれが徹底されていない。ビジネスの側から見たら、行政を恃みにするというよりも、できるだけ邪魔しないでいてほしい、放っておいてほしい、という感じなのだろう。

我々のカウンターパートである公的セクターが我々以外の関係者からはどのように見られているのか、ということを多角的に相対化して捉える必要がある。上記の例ではビジネスとの関係だが、Voiceが限定される貧困層から見て「行政」とは何なのか(政府に何を期待しているのか・何をあきらめているのか)、といったこと。

なんだかよくわかりませんが、10年ぶりに訪れた役所をみて、そんなことを思ったのでした。
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by jagannaath | 2010-03-02 03:27 | インド・南アジア


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