カテゴリ:インド・南アジア( 32 )

North Blockにて。

インド大蔵省を含む建物は、大統領府(旧インド帝国の副王(総督)府)の前に位置する威厳に満ちた建物で、大統領府に通じる東西の大路の北側に位置していることから、North Blockと呼ばれている。North Blockには、大蔵省のほか、内務省が入っている。また、通りをはさんで相似形をなしているSouth Blockには、首相府、外務省と国防省が入っていて、文字通り政権中枢だ。当然ながら、入館するためのセキュリティーチェックは厳しく、X線検査・ボディーチェックなどもある。

ちなみに、この辺りには猿がいて、昔は大蔵省の会議が夜遅くまで続くと退出の際に棒を持った守衛さんが出口まで護衛してくれたのだが、「North Blockの猿(役人)とSouth Blockの猿(役人)は仲が悪い」との逸話もあって、どこの国も同じだなあ、と思ったものだった。

今日、そんなNorth Blockで会議を終えたら、夕方6時近く。珍しく一人っきりで身軽だったので(入るためのセキュリティーは厳しいが、一旦入ってしまうと身動きは自由なのも日本の役所と同じ)、もう遅いから帰ってしまったかもしれないなぁ、と思いつつ、駐在当時世話になったMC氏のオフィスを訪ねてみると、果たして彼はまだ居たのであった。現在はインドの対外援助を担当しているのだが、今日はキルギスの資源大臣のレセプションに出るので、仕事しながら時間を潰していたとのこと。

ほぼ毎月出張で来ていて、3回に2回くらいは顔を出しているので、久しぶり、というほどのこともないのだが、最近どうよ?、いや、最近は飲んでも翌日・翌々日に残るようになっちゃって云々と会話していたら、MC氏はえらく心配してくれて、そういうときには兎に角、早寝早起き、起きたら1時間くらい歩いて、ヨガをやるべきだ、これを朝夕繰り返したら健康になる、と力説。

その挙句に、あろうことか、自分の椅子にかけてあるタオルを床に敷いて実演してくれた。

まず、最初に正座して座って、握りこぶしをお腹に当てながら前に倒れて息をはいて、身体を起こしながら自然に息を吸う仕草(いきなりはじめたので、写真を撮り逃した)。


c0013494_3544359.jpg次にヨガをやったらこんなに身体が柔らかくなった、と実演してくれた。





c0013494_3555084.jpgそして、結跏趺坐(padma-asana)の姿。ここでも鼻から息を激しく吐くという所作を20回ほど繰り返す。









c0013494_357744.jpg、こんなに身体が柔らかくなった、というもの。(懐かしいMC氏の表情を欲みたい人は写真をクリックすると良く見えます)

彼の突然のヨガ実演に戸惑いつつ、ラジオ体操に毛が生えたようなものだな・息を吸ったり吐いたり、呼吸にコツがあるのだな、などと思いつつ、そもそもこちらが体調が悪い(といっても最近飲みすぎで二日酔いが多い、というだけなんですが)という話をしたからここまで熱心に実演してくれたのだな、と心からありがたく思ったのだった。





一通り実演を終えた彼から、「ああ、大切なことを忘れていた。ヨガをやるときには、必ず、ビニールとか、ゴムとかの敷物を敷くこと」と言われたのだった。どうして?と聞くと、「地面(アース)は、電気のアースと同じでエネルギーを吸い取る性格がある。ゴムなどの敷物を引いて『絶縁』しないと、ヨガを通じて身体に溜めたエネルギーが地面に吸い取られてしまう」とのこと。なるほどね、と納得し、更にBaba RamdevのやっているAstha Channelを見ること、DVDを買ってみること、を薦められてすっかりその気になってしまったのだった。

ヨガの話だけではなく、昔のカウンターパートで、出張に来る度に会いたいと思いつつなかなか時間を見つけられなかった人(今や某省局長)とつないでもらったり、人のつながりのありがたさを再確認した時間だった。
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by jagannaath | 2010-03-04 23:17 | インド・南アジア

Andhra Pradesh Bhavan

今日の昼は、Andhra Bhawanへ。


(写真はいずれもクリックすれば大きくなります)

看板。
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某MM君(なかなか堂に入った食べ方)。
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食堂内の様子。
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一言、「至福のとき」。多くは語るまい

ただ、食べすぎたのか、午後、「血液が内臓に集中して頭に回らない」という感覚を生まれて初めて感じたのだった。。。
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by jagannaath | 2010-03-04 23:01 | インド・南アジア

チェンナイ(続)。

今日は「フォート」の州政府本庁で会議。おそらく10年ぶりだが、建物の中の雰囲気はあまり変わっていない。大役人中役人小役人に加えて小使いやらお茶汲みやら運転手やら、何やかやで庁舎にやたらと人が多いのもおんなじ。この国、10年でインフラとかサービスとか、ずいぶん変わったと思うが、実は一番変わっていないのが、幸か不幸か私たちの仕事で一番付き合いの多い公的セクターなのではないか。

トップ官僚の意識はビジネスフレンドリーなものに変わってきている(もしくは変わらなければいけないということがアタマではわかっている)が、許認可や税行政の現場まではそれが徹底されていない。ビジネスの側から見たら、行政を恃みにするというよりも、できるだけ邪魔しないでいてほしい、放っておいてほしい、という感じなのだろう。

我々のカウンターパートである公的セクターが我々以外の関係者からはどのように見られているのか、ということを多角的に相対化して捉える必要がある。上記の例ではビジネスとの関係だが、Voiceが限定される貧困層から見て「行政」とは何なのか(政府に何を期待しているのか・何をあきらめているのか)、といったこと。

なんだかよくわかりませんが、10年ぶりに訪れた役所をみて、そんなことを思ったのでした。
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by jagannaath | 2010-03-02 03:27 | インド・南アジア

チェンナイ周辺。

今日日中はチェンナイ周辺の工業団地等を視察。

まだまだインフラ整備のニーズは高いことを確認するとともに、進出を決定された日本企業の英断に脱帽。
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by jagannaath | 2010-02-28 23:47 | インド・南アジア

コルカタ(カルカッタ)にて。

ほぼ7年ぶりにコルカタ(カルカッタ)へ。

今日の夕方は、とまっていたホテルから中心地のエスプラネードまで、結局2時間くらい歩いた。とにかく人・人・人。

インドの主要都市の中ではスローペースの街かと思っていたが、今回来てみると、アンバサダー一色だった車も、種類・数ともに大幅に増えていて、デリー・ムンバイ並みの交通渋滞がところどころで発生していた。

エスプラネードまで歩く途中で、20年前の卒業旅行でとまったサダルストリートによって絵葉書を買った。その昔、屋上に雑魚寝で10ルピーだった宿がどこにあるのかはわからなかったが、通りの雰囲気(小声で「ハッシーシ要る」と寄ってくるおっちゃんたちも含めて)は変わってなかった。
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オベロイに入っているみやげ物屋で、粘土でできたガンディー像を買う。なかなか味があるのだが、たぶんここでしか売ってないと思う。昔は、インディラガンディーとか、ラジーブガンディーに加えてネタージスバーシュチャンドラボースなどのもあったのだが、今はガンディーとマザーテレサしか作ってないとのこと。時代の流れか、州の共産党政権(ネタージの流れを引くForward Blocも含む)が弱体化したからなのか、道端で売られているポスターなどでもネタージを見かけることが少なくなったような気がする(気のせいかもしれないが)。



夕食はPeerless InnのAheliで、ベンガル料理を。Bektiという川魚のカレーが、泥臭さもなく非常にうまかった。

帰りは地下鉄で。運営開始から25年。古びたとはいえ、カルカッタを南北に移動するには一番効率的。乗っているときは乗客もみなお行儀よく(老人や女性には積極的に席を譲る)、東京の地下鉄に乗っているのと大差ないが、乗り降りはみな我先にという感じでいまいち。25年経ってもなかなか行動パターンは変わらない?
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by jagannaath | 2010-02-26 23:53 | インド・南アジア

JICA地球ひろば(広尾)の1月のイベント。

JICAの地球ひろば(広尾)では、1月一杯「インドの多様性」をテーマにしたミニ企画展示を行うとともに、以下のイベントを行いますので、ふるってご参加ください。
詳細は以下のURLからごらんください。

1月5日(火)から1月17日(日) 【展示会】
「インド・くらしのスケッチ」
  JICA地球ひろば 1階 企画展示スペース
  http://www.jica.go.jp/hiroba/event/201001.html#a02-15-01

1月17日(日) 14時から17時(受付開始13時30分)【講演会・セミナー】
 「映画『シスターチャンドラとシャクティの踊り手たち』上映会及び松岡環氏講演会」
  JICA地球ひろば JICA地球ひろば 3階 講堂
  http://www.jica.go.jp/hiroba/event/201001.html#a01-117-01

1月28日(木) 18時30分から20時 【講演会・セミナー】
「インド・最新スポーツ事情」 講師:関口真理
  JICA地球ひろば 1階 市民のひろば
  http://www.jica.go.jp/hiroba/event/201001.html#a01-128-01
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by jagannaath | 2010-01-09 23:23 | インド・南アジア

知らなかった。。。ルピー札は日本の印刷機で。

ちょっと必要があって、インドのお札について調べていたら、なんと、インドのお札(の約半分?)は、日本の「小森コーポレーション」が1996年から供給している最新式の印刷機によって印刷されているとのこと。

紙幣印刷を自国で行っている国は少なく、印刷機の世界的なシェアは圧倒的にスイスの会社が押さえているらしいが、インドではカルナタカ州マイソールと、西ベンガル州サルボニに二つある印刷工場のうち、マイソールの工場はスイス製だけれども、サルボニの工場は小森コーポレーションの印刷機を使っている。(インド準備銀行傘下の造幣会社のサイトにも小森コーポレーションのことはしっかり書いてある)

96年といえば、私が駐在していたころだが、全然知らなかったし、インド人にも知られていないだろう。「お札に記されている言葉」とならんで、「ネタ」として使えそう。。。
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by jagannaath | 2009-10-17 08:02 | インド・南アジア

神保町のカレー。

今日は昼にパスポート用の写真を取りに出かけた。

昨日ナンの記事を書いたからというわけでもないが、突然カレーが食べたくなったので、スマトラカレーの共栄堂に行って見たのだが、長蛇の列だったので、あっさり諦めた。

そこで、久しぶりに、「元祖 櫓」に行ってみた。こちらも結構行列になっていることがあるが、今日はあまり待つことも無く座ることが出来た。

ここは、夜は「ベタな居酒屋」(もしかしたら最近は違うかもしれない)なのだが、昼はベンガル人のマスターとコックさんがやっているカレー屋に化ける。800円で、チキン・野菜・マトン・日替わりの中から一種類、サラダとデザートがつく。前に行ったとき(多分2年くらい前)には、カレーとご飯だけだったのだが、なんと、今日行ったら調理場に本格的なタンドールが導入されていて、焼きたてのナンも選択できるようになっていた。

マトンにしようか、日替わりのキーマ(ひき肉カレー)にしようか悩んだが、マトンカレーを食べた。久しぶりに本格的なインドカレーを食べたという実感。ナンも旨い。そして、デザートは本格的なインディアンスウィートだった。いやいや、堪能。

この店のマスターは確かバングラデシュ出身なのだが、日本語ぺらぺら。調理場のコックさんたちにオーダーを伝えるのも、調理場からの復唱もみんな日本語。詳しい話は聞いたことがないが、おそらく、居酒屋でアルバイトでもしているうちに、せっかくだから、昼はカレー出してみたらどうか、ということになって任されて、それが当たって大成功、いまや調理場にはタンドールが鎮座しているということではないかと思う(間違っていたらすみません)。

南アジア出身の人がこつこつと働いて成功を収めているのを目にするのはうれしいことだ。これからもちょくちょく通って応援したいなあ、と思っている。
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by jagannaath | 2006-10-26 00:05 | インド・南アジア

パキスタン・インド地震。

被害の全貌もまだ分かっていないようだが、シャプラニールが緊急救援活動を開始したので、とり急ぎ掲載します。

パキスタン大地震における被災者への対応について」
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by jagannaath | 2005-10-10 09:42 | インド・南アジア

ネタジ・スバーシュ・チャンドラ・ボース。

大昔に、ネタジについて記事を書いたことがあったが、今日の日経夕刊には、「印政府、独立指導者ボースの『ソ連脱出説』を検証」との記事が掲載された。

戦後60年を経て未だになぞの残る伝説の人、ネタジ。すごい人だ。
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by jagannaath | 2005-09-23 01:05 | インド・南アジア